こだわりの食事
卵乳菜食
当院は、肉、魚(動物性たんぱく質)を使用せず、大豆や小麦を主原料とした植物性たんぱく質、卵、牛乳、乳製品を使った卵乳菜食を行っています。
大豆
当院の卵乳菜食で使用している大豆たんぱく質
大豆は「畑の肉」といわれるほどで、肉類に匹敵する良質なたんぱく質を含んでいます。
◆大豆の主な栄養素と働き◆
たんぱく質、食物繊維、ビタミンB1、Eなども豊富。骨粗しょう症や更年期障害予防に効果的なイソフラボンや、抗酸化作用のある大豆サポニン、コレステロールを排出させるリノール酸やレシチン、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖なども含まれています。
◆大豆を調理する際のポイント◆
大豆は消化があまり良くないので、調理する際には軟らかく煮て使いましょう。水煮になったものはすぐに使えて便利です。
- 大豆が主原料の食品
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豆腐
大豆ハム
大豆ソーセージ
大豆コンビーフタイプ
大豆ミンチタイプ
大豆チキンタイプ
大豆うす切りタイプ
- 大豆たんぱく質の調理例
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- 使用食品:大豆ハム大豆のハムの昆布巻き
- 使用食品:大豆ミンチタイプスパゲッティ
- 使用食品:大豆チキン唐揚げ ラビコットソースがけ
- 使用食品:大豆うす切りタイプしゃきしゃき和風和え
小麦
当院の卵乳菜食で使用している小麦たんぱく質
小麦は世界で多く生産されている穀物で、世界の半数以上の人々の主食です。
製粉し、水を加えてこねると、小麦のたんぱく質が粘り強いグルテンになります。
◆小麦粉の主な成分と働き◆
エネルギーとなるでんぷんとその代謝を促進するビタミンB1、たんぱく質が豊富。全粒粉なら、胚芽部分に含まれるリノレン酸、食物繊維やビタミンB群、Eをとることができます。
◆グルテン豆知識◆
グルテンの含有量により呼び名が変わります。
たんぱく質(粘り成分グルテン)の含有量
・8.5%以下→薄力粉/粘りが少なくさらっとしていて、クッキーやケーキ、てんぷらなどに使用されます。
・9.0%前後→中力粉/うどんやお好み焼きに向いています。
・12.0%以上→強力粉/粘りが出やすい。強いコシが必要なパンや中華めんなどに使用されます
- 小麦が主原料の食品
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麩
グルテンブロックタイプ
グルテンひき肉タイプ
- 小麦たんぱく質の調理例
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- 使用食品:グルテンブロックタイプグルテンのナッツフライ
- 使用食品:グルテンひき肉タイプグルテンの三色蒸し
*紹介している食品名は、商品によって違う場合があります。
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